303 再会。。。
2006/MAY/13
。。。
上の写真は今から8年前・・・1998年に撮った一枚です。
彼女は在本彌生(ありもとやよい)さん。
今もっとも注目されている写真家のうちの一人です。
。。。
写真を撮った当時の事を少し思い出してみると・・・
ボクと友人のWと二人で出向いたハービー山口氏の写真展会場で、三代目魚武浜田成夫氏とハービー氏の二人がトークショーをやっていて、質疑応答の時にハービー氏らに対してボクら二人はいくつか質問を投げかけていました。
小一時間のトークショーが終わり、会場でブラブラしていると
「さっき面白い質問してましたねぇ」
と、黒い服を着た見知らぬ女性がニコニコしながら話しかけてきました。
何となく立ち話をしつつ、片手に持っていた箱を開けて
「これ、私が撮ったモノなの」
と、写真を見せてくれました。
箱の中にはモノクロームの写真が何枚も入っていて、それらは色んな外国の旅先で撮ったスナップ写真でした。
ハッキリ言って写真はあまり上手くはなくて(苦笑)、でも、写っている人がみんなイイ表情だなぁという印象がありました。
その時に
「今日逢った人って事で、一枚撮らせてください♪」
と、ボクが肩に提げて持っていたプラウベルマキナ67で写真を撮らせてもらったんですよ。
(・・・今とやってる事全然変わってないな、オレ・・・(苦笑))
それが在本彌生さんとの最初の出会いでしたね。
。。。
んでまあ、出会い話は続きがあって・・・
「ここじゃなんやしさ、どっか店入ろうかね」
と、そのまま渋谷の街に呑みに出掛け、更に池尻のWの家に流れて・・・
結局3人で朝まで呑みながら写真の話をしてもりあがったんですよ(初対面で、だ(笑))
こいつ・・・ファンキーな女やなぁって思いましたよ(笑)
でもホント、楽しくおかしな夜でしたね(苦笑)
彼女とは短い時期ですが割とよく会ってたなぁ。。。
大体写真の話ばかりしていましたけど(苦笑)
ボクが28歳の頃で、彼女は学年違いで同い年でしたね、確か。。。
。。。
。。。
在本さんは当時勤めていた某航空会社での仕事(キャビンアテンダント)を一時休業していて、その間「写真を撮るため」に旅行をしたりしていたようです。
何がきっかけでそこまで「写真」にハマり出したのかはあんまり知りませんけど(嘘。少し知ってる(苦笑))、でもとにかく時間が必要だったみたいです。
実際初めて彼女の家にお邪魔した時はホントかなりビックリでした。
スッチー(スチュワーデス)やしどんな高級なお洒落な暮らしかと思いきや・・・
キッチンのテーブルにはプリント用の大きなバッドが並べてあるし、デカい引き伸ばし機はあるし、風呂場には現像済みのモノクロフィルムが何本もぶら下がっているしで・・・(汗)
とにかく・・・・そのファンキーな生き様には驚きました、よ(汗)
オレらでも自宅でここまではやってないぞ〜☆って、呆れながらも我が身を振り返る思いでしたね(苦笑)
で・・・
なんとなく、しばらく会わないままになって・・・
・・・結局それ以来ずっと会っていませんでした、ね。
。。。
。。。
あれから数年が経ち、ここ最近「在本彌生」の名前をちょこちょこと見かけるようになりました。
ずっと写真続けているんだなぁ・・・と、それは嬉しくもあり驚きも少し、でした。
そして・・・
なんと・・・写真集デビューです・・・☆(汗)
ボクよりも早く、写真作家として作品集を出すとは・・・(苦笑)
しかも、ですよ。。。
業界では大物として知られている後藤繁雄氏のプロデュースによる鮮烈デビューですよ☆
後藤氏は今まで何人もの写真家と組んで作品集を出したり色んな仕事で自分が見初めた写真家を起用したりと、まあとにかく世話好きというかなんつうかエネルギッシュというか・・・とにかく凄い人、ですよ。
その「後藤ライン」でのデビューですから、ね。
・・・ただただ驚くしかなかった、ですね(苦笑)
・・・在本彌生、恐るべきファンキーさ、ですね・・・
。。。
写真集が出てすぐにそれを買いに行きました。
いくつか大きな書店を回ったんですけどなかなか見つからず、何軒目かでようやく見つけました。
中身も観ず、ドキドキしながらそれをレジに持っていきました。
...
表紙を眺める。
『MAGICAL TRANSIT DAYS(マジカル トランジット デイズ)』
という題名にまずヤラれた。。。
そして表紙の帯には音楽家の菊地成孔氏が文を寄せている。
*
カメラを持って、世界中で写真を撮る女性が、世界中で何人いるのか解りません。
そして僕は音楽家の癖に、ピアニストとは年間2人ぐらいしか仕事をしないのに対して、
フォトグラファーとは100人ぐらい仕事をし、あまつさえその中には、日本人なら誰でも知ってるという大御所の方も
含まれるのですけれども、撮られていて「こらヤバい。ヤバいぞ何だか」とドキドキしたのは在本さんだけです。
在本さんは、野蛮でエレガントだと思います。ここまで生臭さと繊細さを兼ね備えた日本人というのは、
職業を問わず僕は余り知りません。
*
「野蛮でエレガント」
この言葉に、またヤラれた。。。
ほんの少しだけれど・・・彼女を知っているだけに、とても良くわかるなぁ・・・♪って感じの書評だと思った。
クレバーで、スマートで、それでいてチャーミングな・・・そんな感じ、かな♪
...
中を開く。
・・・。
・・・。
・・・。
・・・(笑涙)
なんつうかもう、凄すぎて言葉を失いましたね。
ただただ、感動しました、ね。
あいかわらず・・・上手くない写真なんですよ(苦笑)・・・
・・・でも・・・なんつうか・・・説明がしにくいっつうか・・・上手く言えないけど・・・(ホント言葉知らないなぁオレ(苦笑))
時々「痛い」感じもあるけど・・・でもとにかく「気持ちがイイ」♪
ラテンの、リズムとギターの音を感じる。。。
熱い血潮を感じる。。。
単純に、観ているだけで元気な気分になるような、そんな感じ。。。
ボクもどっちかって言うと写真の「技術的」な事はほとんど無視してるので・・・
・・・単純に、「わかるなぁ・・・これ・・・♪」って感じでしたねぇ。
それらは間違いなく、在本彌生がそこにいてそれを観ていた訳だけれど、
写っているモノやコトを特別何か知らせたい訳ではなく、そこから「彼女自身」が伝わってくる。。。
生きる事の、切なさやら、悲しさやら、孤独さやら、
生きる事の、喜びやら、愛やら、美しさやら、
全部抱きしめているような・・・
全部真っ正面から受け止めている、そんな感じ・・・♪
菊池氏の言う「野蛮でエレガント」な彼女が、そこに垣間見える。
本当に素晴らしい写真集だと、思った。
。。。
。。。
それもあってボクは在本さんに再会してみたかったんですけど、ちょうどその写真集のプロモーションのために都内でトークショーがあるという情報が入ったんです。
在本さんと後藤さんのトークショーということで・・・
・・・そういえばボクも時々撮影させてもらっているウェブマガジン「TOKYO SOUECE」では、スーパーバイザーとして後藤さんも絡んでいる一人なので・・・
・・・だったら「TOKYO SOURCE」編集長である友人の近藤ヒデノリと行こうかと、彼に連絡する。
。。。
土曜日、雨の降る中クルマで都内へ。
目黒で近藤ヒデノリと合流。
ボクは前に、「TOKYO SOURCE」で在本さんの分はすでに後藤氏が自ら取材済みとの報告を聞いていて、んじゃあ誰が撮ったのかねぇ??と気になっていたんです。
出来る事ならボクが撮りたいなぁと思っていたんですよね。
1998年の、あの最初の撮った時から・・・再会出来て、また撮れたら・・・
・・・なんかそういうのってちょっとイイよなぁ・・・♪
って考えていたんです。
。。。
そんな事を話ながら青山の「Cafe246」に到着。
会場で後藤氏と会う。
肝心の在本彌生は、大阪からの飛行機の遅れとかが理由で遅刻気味、とか・・・(汗)
・・・なかなか既にスター性があるなぁと、思った(苦笑)
その待ちの間、後藤氏らと話す。
ボクが知り合った頃の在本さんの話をしながら、あの最初の写真を見せてみると、
「エエなぁこれ♪若いなぁ在本。こんなやったんやぁ」
と大笑いしていました(笑)
N「そういえばね後藤さん、「TS」の分の写真どないしたんですか?」
G「あぁ、あれなぁ。。。まだ決めてないねん」
N「だったらオレに撮らせてくださいよ♪」
G「せやなぁ。知り合いなんやったら二人でどうするか決めたらエエよ」
といった感じで「TS」分の撮影の承諾を後藤氏からゲットする事が出来た。
。。。
「お、主賓が来たぞ♪」
後藤氏が促す先を見ると、雨の中小走りに会場入りする在本さんが見えた。
「おい、さっきの写真貸してみ☆」
と後藤氏が言うので、写真を手渡す。
「お待たせしてごめんなさい、遅れてしまって・・・」
雨で少し濡れたままやって来た在本さんに向かって
「おい在本、これわかるか?」
と彼女に見せる。
「エェ〜☆何で〜??これどうしたのぉ??」
と驚くと同時に、側にいたボクに気がつく。
「エェ〜☆高木君だぁ〜☆来てくれたのぉ☆」
とまあ、かなりビックリだったみたいです。
お互い久しぶりだったのもあって、嬉しさ余ってハグ(抱擁)して喜びを交わしました(笑)
昔と変わらない笑顔で、でも・・・それでいて前よりも顔つきは少し違う気がしたな・・・
・・・なんつうか「写真家」みたいな顔でした♪(当たり前か(苦笑))
。。。
トークショーは、いままでの経緯やら写真の説明、好きな映画やら旅の話、家族の事やら・・・
色々話してくれて、あっという間の2時間でした。
少し離れた場所からその様子を眺めていて、改めて
「凄い事やなぁこれって・・・」
と思いましたね。
ボクが出会った頃はまだ客室乗務員をやりながら写真を撮っていて、その数年後にはこの人の人生はこういう風になっていたんだなぁ・・・って思うと、なんだか感慨深いものがありましたね。
だってね、実際初めて会った場所はハービー山口氏のトークショーですからね。
あの時の彼と同じように、自分の写真集を片手に、もう片方の手にマイクを持って、沢山の人前で堂々と立派に話してる・・・♪
・・・と、考えるだけでもなんかニヤニヤと嬉し笑いしてしまいました(苦笑)
。。。
トークショーが終わり、サイン会がありました。
沢山の人が列を作って並んでいるその一番後ろに並ぶ。
しばらくして自分の番が来て、持参していた写真集を手渡す。
一枚、キャビネサイズのオリジナルプリントをくれた。
しかし・・・
本にサインしてるのがまた・・・
・・・ホントかよ・・・って(苦笑)まるで写真家やなぁって・・・思いましたね(笑)
。。。
「「TOKYO SOUECE」の件でさ、後藤さんとはそっちで決めろって言われたんやけど、どうしよっかね?」
「うん、高木君が撮ってくれるならそれでイイよ♪」
とあっさり決まる。
持っていたポラロイド690を取り出し、さっそく撮ることに。
「一枚で決めよう」
ボクがそう言うと、彼女は
「どんな感じがイイかな?こうかな?」
と少しポーズなんか取ってくれている(笑)
あいかわらず、いちいちファンキーな女です(笑)
ラテンフレーバーさも更に備わったようですね(苦笑)
「んじゃさ、「野蛮でエレガント」な感じでいこう♪」
とリクエストすると、在本さんはスッとした感じでレンズを見つめました。
その動じない感じに、こちらが少しドキッとするような、そんな感じ。。。
「バシャ☆ジゴォ〜・・・」
たった一枚だけ、あの8年前と同じように、その場の気分で彼女を撮りました。
しばらくして浮かび上がってきたポラの画像は・・・
・・・何でもない感じの・・・でも野蛮でエレガントでチャーミングな、強い瞳をした「今」の在本彌生が写っていました。
「じゃさ、直筆でサインしてよ」
とお願いする。
ササッと、こなれた感じだ(笑)
凄いな♪(笑)
となりに、ボクも自分のサインを小さく書き入れました。
「あ、んじゃさ、こっちにもサインちょうだい♪」
と、先ほどもらったばかりの小さなオリジナルプリントを渡す。
そこに彼女は
「笑って生きよう」
と一言、サラリと書いた。
照れ臭そうに、でも変わらない明るい笑顔で笑っていました。
・・・なんだか、いちいち泣けた(涙)
・・・このヒトには、かなわないなぁ・・・ってね(苦笑)
。。。
。。。
後日、夕暮れ時の順光が差し込んでくる部屋で、在本さんにもらったオリジナルプリントを壁に貼って、それをSX70ポラロイドカメラで撮った。
イイ写真が、それはそれでまたイイ感じの写真になった。
...


。。。


トークショー中の様子。
もらったオリジナルプリント。
「野蛮でエレガント」な写真家、在本彌生。
CONTAX T2 + CarlZeiss Sonnar38mmf2.8 with KonicaMinolta SRM → Fujifilm Frontier Print
POLAROID SX70 with Polaroid TimeZero
POLAROID 690 with Polaroid 779




コメント
>いしい さま
こんにちわ。
まあ縁があってか再会出来ましたけど、彼女の今後に期待したいですね。
再会後、彼女とは時々電話で話したり会って食事をしたりしていますが、かなり忙しいようです。
注目されるというのは大変なんでしょうね(苦笑)
在本さんのインタビューが↓にありますよ。
こちらもご覧ください。
「TOKYO SOURCE」
http://www.tokyo-source.com/japanese/archives/2006/06/024.html
http://www.tokyo-source.com/japanese/archives/2006/06/024_1.html
投稿: n. | 2006/06/17 22:51
Nojyoさん、こんにちは。私は福岡県在住の者でいしいきみたかと申します。
アサヒカメラのバックナンバーを見ておりましたら、~フォトウォッチング~
という連載記事で在本さんの名を知りました。キャビンアテンダントをやってお
られるフォトグラファーと聞き、関心を持ちました。何度か検索したところ、こ
ちらのサイトにたどり着きました。 他では聞けないおもしろいエピソードを知る
ことが出来ました。
先々週、福岡市天神の大きな書店で在本さんの写真集を見つけることが出来ま
した。拝見しましたが、旅先で人物を撮られた作品は、こちらに警戒感を解いた空気が感じられて在本さんの人柄が垣間見えました。
10数ページに及ぶ文章も拝読しましたが、私の想像力を超えた経験をされたり見た
りなさったのでしょう。在本さんのタフさに驚き、改めて作品の数々を見ると物を撮られた作品もいっそう存在感を感じました。
これからもおもしろいエピソードがありましたら、教えてください。在本さんのこれからの御活躍を祈っております。
突然お邪魔しました。
投稿: いしい きみたか | 2006/06/12 10:03
うーーーん
野蛮でエレガント…
今度NOJYOんち行った時に写真集見せてもらおうっと。
野蛮でエレガントな在本さんに、ソフィスティケートな暴れん坊のBENちゃんを撮ってもらいたいわぁ♪ むふ♪
投稿: BEN | 2006/05/31 20:55
>BEN さま
ども。
とても人なつっこい人ですよ(笑)
最初がそうだったしね(苦笑)
旅先でもきっとそんな風なんだろうなって思いますね。
新しい生き方を選んだ彼女は、果たして次はどこへ向かうのか。。。
どんな写真を見せてくれるのか。。。
今後も、その行方が気になっちゃう人ですね。
投稿: n. | 2006/05/31 15:37
お! これが例の!!(笑)
なんて言うのか、不思議な目だなぁ…
一点に焦点がビシっと合ってるようで、全体をぼわっと見ているような目をした人だねぇ。でもなんていうのか、どこかで会ったことのあるような、知り合いのような不思議な人懐っこさみたいな雰囲気も持っているんだけど、んじゃ近づいて話しかけられるか?ってえと、どうもそんなことはできそうないようなオーラがあるような… 面白そうな女性だ!
投稿: BEN | 2006/05/31 07:35
>うりずん さま
お忙しいところ、スイスから何度もすいませんね〜(笑)
あ、距離は関係ないか(苦笑)
いやいや、おっしゃっていることは伝わっていますから問題ないです☆
むしろ長々と返信コメントを書いたお陰で、普段モヤモヤしている自分自身の写真論がどんどんわかりやすく理解出来るようになってきました(笑)
しかしあれですね、表現というものは才能もあるだろうけど、凄い人ほど実は見えない所での鍛錬や苦労があるんだろうと思います。
ボクは彼女のそういうところを知っているし、みなさんにもっともっと「こんな素晴らしい人がいる」ということを知って欲しいですからね。
写真というのは、ただそれだけで「ジャーナル」としてのメディアとしても充分機能することを知っているつもりなので、今後も「伝わる事」が目的の作業もしてゆきたいです。
ただ・・・最近どうも自分が撮るモノは・・・
それが「ストレートに伝わるモノ」かというと・・・そうでもないような気がしているのです。。。
難しい、ですね(苦笑)
んじゃまあ7月(8月?)の来日時は是非ともメシ奢ってくださいね〜(笑)
投稿: n. | 2006/05/29 23:30
NOJYOさん、話が大分こんがらがっちゃいましたね。
川田さん、初めまして。
いやね、NOJYOさんの写真がどうのこうのとか、反対意見とかそんな大げさなことではないんですよ。写真がどうかと言えば、8年前の写真も今の写真も素晴らしいと思います。
なにごとかを習得し、表現していくという仕事を40年以上にわたってしています。その我々の世界にも、若い優秀な人たちがたくさん育ってきています。ところがですね、年が行くにしたがってだめになるのがほとんどです。いろいろな原因がありますけどね・・。
で、表現してゆく人間は、なにごとかを学び自分のものにしてこれたかどうか?ということはだいたい顔を見れば分かるんです。かといって、これを意識的に在本女史に当てはめて見たわけでもないんです。ようするに、8年の時間を経たその顔を見て、?????っと感じただけなんですよ。ですから、「気のせいかな?」と付け加えたんですけどね。
“ちやほや”の件は、それでダメになって言ったのが山ほどいると言う、僕の業界の世界のはなしを例にとったまでです。いや~、いろいろとありますからね。
まあ、そんなようなことなんです。みんなで飯でも食いに行きましょう。
投稿: うりずん | 2006/05/29 22:33
>川田 さま
どもども。
川田さんも同じですか。。。
ふむふむ。
まあ「野蛮でエレガント」な生き方を選んだ女性の「今の顔」としては悪くない写真だと思いますけどね(苦笑)
ボクは自分が撮っている写真は決してダメだとは思いません。
どう撮れようがどう写っていようが、それはその時自分が撮った事に変わりがないし、そう写っているのならそれはそれかな、と。
出す以上、ある種の「責任」は生まれます。
例えばボクが撮った写真を観て自殺したくなったヤツがいたとしても、それはボクにはどうすることも出来ないしね。
そういう責任は負えない。。。
ボクが負わなければいけない責任は、その写真を「これは最高だ」と言える「自負心」みたいな事だと思っています。
だから、
「8年前の彼女と今の彼女のどちらかと付き合ってもいい、と言われたら8年前の彼女を選ぶでしょうか。まあ、ない仮定ですが。だからなんなんだと言われても困るのですが・・。」
って書かれてもさぁ、それは個人的過ぎる意見ですよ〜(苦笑)
それはまったく、写真を観た感想としては同業者としても疑わしい意見ですね。
そんなのホントどうでもいいですよ☆
勘弁してくださいよ☆(苦笑)
まあ仮にそうだろうがどうだろうが、彼女がみんなに好かれるために写真を撮ったわけではないですから。
彼女がイヤな女に見えようが、それはどうすることも出来ない。
ボクがいつも撮っている事はそういう事です。
「依頼仕事」ではそうはいかないけど、「私仕事」は、好かれたくて褒められたくて撮っているわけではないです。
だから・・・ユルいふりして時々残酷なんですよ、ボクは(苦笑)
投稿: n. | 2006/05/29 13:12
>うりずん さま
再びどもども(笑)
写真って、ボクがどう撮ろうが、ボクがどう思って撮っていようが、観た人と共有できるものばかりが全てではないですよね。
ボクが彼女に感じている事は書いた通りですけど、でもそれが写真になってないんでしょうね。。。
なかなか難しいね(苦笑)
この写真はそういうモノなのだろうと思います。
伝えようとする事が上手く撮れる程、ボクは現場も写真もコントロール出来ていません(汗)
アハハ・・・(苦笑)
ボクの中であえて2つに分けると、「依頼仕事」はある意味「サービス業」なので、観る人の事をよく考えて同じ気分の場所(着地点)に行けるように進めます。
しかし、こういう個人的な「私仕事」はサービスする気はまったくありません。
だから、撮る時に「観る人」の事をいちいち考えて撮っていないし、観た人の捉え方は様々で良いと思います。
こないだのコメントにも書きましたが、ボクが10年続けていることは、写真表現的にはやや難解なアプローチです。
自分で言うのもなんですけど、ちょっと普通さから外れている感覚で作業しているからです。
似ていたり共感できる作家は少しいますけど、その他の作家(在本も含む)とはまったく違うアプローチだし、それは確信的にやっていることなので崩すわけにはいきませんしね。
うりずんさんのような意見は面白いです。
イイ事ばかり言わないからです。
個人的な感想ならば反対意見は全然平気です
・・・ってこんな事書いたら反対意見ばっかり来たりして(苦笑)
ではまた。
投稿: n. | 2006/05/29 12:52
僕もうりずんさんの感じられていることが、なんとなくわかるような気がいたします。こんにちは、うりずんさん。
8年前の彼女と今の彼女のどちらかと付き合ってもいい、と言われたら8年前の彼女を選ぶでしょうか。まあ、ない仮定ですが。だからなんなんだと言われても困るのですが・・。
そんなこんなで、またメシにでもいくか。
投稿: 川田雅宏 | 2006/05/29 12:13
ちょっと言葉がたりなかったですね。
べつに写真を読んだわけでもなければ、僕の眼力が・・ってわけでもない。ただ、写真を見てそう感じただけですよ。
そもそも、僕はこの人のことをまったく知らないし、写真すら観たことがないわけだから(ネットで検索して、二枚ほど見たけど)。
とくに、8年後の顔を見て・・?というものを感じただけですよ。
投稿: うりずん | 2006/05/29 04:32
>うりずん さま
どもども。
ふむふむ・・・
「写真を読む」その眼力には恐れ入ります(苦笑)
この世界、確かにもてはやされて終わる人は沢山います。
でも、この在本って人はとんでもないヤツだと思いましたね、マジで。
ある意味「不器用な」生き方を選んだオンナだなって思いました(苦笑)
これから写真家として生きてゆくのだから、現実的な部分でも沢山色んな事があるだろうしね。。。
仲間としては「頑張って欲しい」と心から願っています。
投稿: n. | 2006/05/28 22:36
この人の名前は聞いたことがありましたね・・そういえば。
ちょっと気になるのは、8年前といまと、さほど表情から訴えてくるものは変わっていないように思えるのは・・気のせいかな?
もてはやされすぎないと良いですね。代わりはいくらでも出てくるんだから・・。
投稿: うりずん | 2006/05/28 03:18
>ハヤチン さま
どもども。
写真集、かなり良いよ♪
この10年くらいで観た中で一番好きかも。
まあ・・・写真のタイプも自分のテイストと近い部分もあるしね。
しかしながら、出会いもそうですけど、人の人生なんてどうなるかわからんもんですな(笑)
感動しましたよ、ホント。。。
投稿: n. | 2006/05/27 01:29
人の出会いとはほんとスゴイもんですね。
写真集、チェックしてみます。
投稿: ハヤチン | 2006/05/26 14:37
コメントを書こうと思ってくれてた人が教えてくれたんですけど、アクセス傷害が発生していたみたいです。
復旧したみたいなので、どうぞよろしくです。
投稿: n. | 2006/05/26 14:06